ソフトバンクBB株式会社は、2009年8月5日(水)に発表されました「第6回日本e-learning大賞」において、「次世代モバイル・ラーニングによる大幅なコストダウン」の実現を評価いただき、「総務大臣賞」を受賞いたしました。
ソフトバンクBBでは2008年度より、モバイル環境を積極的に活用した「いつでも、どこでも、学べる」eラーニングの開発をすすめてきました。この「次世代モバイル・ラーニング」は、パソコンとモバイルをラーニングプラットフォーム経由でシームレスに融合させ、パソコンで受講中のコンテンツの続きをモバイル機器にて学習を継続することに加え、その学習履歴に関しても管理の一元化が可能という斬新な学習モデルを実用化しています。ソフトバンクグループでは、この「次世代モバイル・ラーニング」を当社グループの通信3社を始め、販売パートナー企業など含めた7万人を超える従業員に対して導入し、コンプライアンス教育から販売教育、社内ノウハウの共有など幅広いeラーニングの活用に取り組んできました。今回、この次世代モバイル・ラーニングの導入により、ユビキタスな学習環境の創出と、教育にかかる費用を大幅にコスト削減し、かつ継続的なコスト削減を可能とする仕組みを構築したことが「第6回日本e-Learning大賞」にて評価されました。
次世代モバイル・ラーニングの概要は以下の通りです。
オープンソースLMS(Learning Management System)をベースとした開発を進めたことにより、短期間に10万ユーザ規模以上の利用を可能とするシステムの開発において、従来のLMS開発にかかった費用と期間を比較した際、従来の約1/10のコストでLMSの導入を実現しました。また、開発開始過程からの導入期間においても従来の1/8程度となり、導入の短期化も実現いたしました。
また、対面教育にかかる講師代、場所・移動交通費等とeラーニングシステム利用料、コンテンツの開発費等を、昨年度受講実績における一人当たりの学習にかかった費用と比較して算出した場合、対面教育の場合の約1/30の研修費用単価額で同内容の教育を実施することが可能です。
さらに、研修の企画立案業務、開催都度必要となる学習教材準備・制作、講師手配、会場手配、開催通知準備、出席確認業務などの準備業務、システム運用費など教育の運用にかかる業務コストおよび時間が前年度の約1/3に縮小しました。
iPhone※2をはじめとした高機能モバイル機器の登場およびSCORM準拠のコンテンツをそれらのモバイル機器にて容易に提供可能となった環境整備により、次世代モバイル・ラーニングの導入前の2007年には社員向け教育のうち、対面教育が90%、eラーニングは10%の割合であったのに対し、導入後の2008年は対面教育が30%、eラーニングが70%と、eラーニングの利便性、学習効果が認められ、利用機会が急増しました。
オープンソースLMSの利用により、利用者側での学習コンテンツ制作が容易になったことから、この新しいシステムを用いて自部門の持つノウハウをeラーニングコンテンツ化し、サービスの強化や事業強化に活用していきたいという声が、導入後のアンケートより確認されました。
ソフトバンクBBでは、今後もeラーニングの利用価値を向上させる高品質のコンテンツ開発や、いつでもどこでも無駄なく学べるラーニングシステムの開発を通じ、eラーニングによる企業の教育環境の利便性向上に寄与してまいります。
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