2011年3月11日(金)に発生した、東日本大震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げますとともに、被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
震災に伴い、東北地方を中心に、ソフトバンクグループが提供する通信サービスにおいて、つながりにくい、またはご利用できない状況が発生しました。ご利用のお客さまには大変ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
本日4月14日現在、ソフトバンクモバイル株式会社(以下、ソフトバンクモバイル)が提供する携帯電話サービスにおいて、当社のエリアカバーが震災前とほぼ同等の状態に回復いたしました。また、ソフトバンクBB株式会社(以下、ソフトバンクBB)およびソフトバンクテレコム株式会社(以下、ソフトバンクテレコム)が提供する固定電話サービスやインターネットサービス等は、約95%以上※まで回復しました。(ただし、福島原発の影響範囲および地震・津波被害が甚大で立入りが制限される地域等を除きます。)
ソフトバンクグループでは、震災発生の当日に東京から応援隊を派遣し、復旧対応メンバーを全国から招集、準備ができたチームから救援物資を携え、現地に入りました。
移動体通信サービスにおいては、伝送路の切断、電力会社からの電源確保が困難な状況が長引くことを踏まえ、避難所を中心に、発電機と衛星回線を利用した復旧に努めました。本日までの緊急対応にあたり、延べ789名の技術チームのメンバーが被災地に入り、活動にあたりました。衛星回線を使って復旧した基地局は244局です。また、移動基地局車は10台出動し、現在7台が稼働中で、移動電源車は15台出動し、現在4台が稼働中です。
避難所では、衛星回線とフェムトセル(小型携帯電話基地局)等の機器を組み合わせた臨時基地局(延べ129カ所)の開設とユーザーをサポートするメンバーをソフトバンクグループ社員から公募し、延べ440名のボランティア社員(技術チームとボランティア社員で合計延べ1,229名)が参加しました。
固定通信サービスにおいては、東北基幹ルートでの震災による通信設備支障は発生しませんでした。しかしながら、東北地方を中心とした地域においてアクセスルートの設備被災や停電により、固定電話サービスやインターネットサービス等に影響が出ておりましたが、ソフトバンクモバイル同様、一部の地域を除いて設備の復旧や他のルートへの迂回等を実施し回復しております。なお、お客様宅内設備が被災されている場合はご利用できなくなっています。
ソフトバンクモバイルでは、被災されたお客さまやサポートするNPO等の団体への支援措置を実施しています。特に被害が大きかったお客さまを対象に、2011年3月から5月までの3ヵ月分のご請求金額全額を無償とさせていただくなど、ご利用料金のお支払いの免除・延期等のお客さまへの支援措置に加え、約17,000台の携帯電話を被災地支援用として準備しました。現在、約6,000台の携帯電話、約5,000台の充電器を被災地でご利用いただいており、今後も要請があれば、追加で貸し出しする予定です。
また、避難所等に設置した臨時基地局や移動基地局車の設置場所※では、ソフトバンク携帯電話の無料貸し出しだけでなく、携帯電話の充電サービス(他社の携帯電話も充電可)を提供しています。
今後、携帯電話サービスについては、5月末を目処に、停波している基地局の復旧と平行して、避難所等に設置している全ての移動基地局や臨時基地局等を、安定した通信が提供できる機器に交換し、震災前と同等の通話品質・エリアを提供できるよう恒久対策を進めてまいります。また、このたびの震災にて一時的に中断しておりました東北地方における基地局増強の建設工事につきましては、6月以降順次再開してまいります。固定通信サービスについては、現在バックボーンネットワークおよび自社の局舎設備において支障はありませんが、他社の局舎に設置または借りている設備の支障に伴い影響が生じているものもあり、完全復旧の見込みは当該局舎の復旧予定時期等が判明し次第、改めて報告させていただきます。




| 会社 | サービス名 | 最大影響回線数 | 支障中回線数 | 復旧率 |
|---|---|---|---|---|
| ソフトバンクテレコム | おとくライン | 約31,000 | 821 | 約97% |
| 法人データサービス | 約2,000 | 19 | 約99% | |
| ソフトバンクBB | Yahoo! BB | 約145,000 | 約8,700 | 約94% |







その他、光ファイバを活用した伝送路の復旧も実施しています。
以上